饗場達也(アイバタツヤ)のあしあと生まれは山梨県の田舎町、ブドウと桃が有名な地域です・・・
小中学校はまさに20世紀少年の世界!昭和の香りがぷんぷんの少年時代でした。
高校時代は部活ばかりの毎日。将来の夢など描く暇もなかったのですが、何故か突然美術系に目覚めジュエリー界への扉を叩くきっかけになったのです。
山梨では県立の宝石学校で3年間彫金やデザインをしっかり学びました。
その後、憧れの東京で社会人デビュー♪
某大手商社の宝飾部アトリエに8年間勤務し、ジュエリー加工の一から十まですべて学びました。さらに商社なので営業も!!
加工に精通した営業さんはいなかったので、営業力も高く評価されていましたが
クラフトマンシップが安住を許さず30歳で転職。
その際にオファーのあった銀座のジュエリーショップで、店舗改装オープンを1年間お手伝い。対面販売の魅力、お客様とのコミュニケーションの大切さをしっかりと学ばせていただきました。
でもやはり工房でもう一度ジュエリーを作りたい・・・
入社の勧めをお断りして工房探し。
地元山梨にはたくさんあったのですが、東京の刺激はその選択をさせませんでした。
自社工房を持つ会社にこだわり、先日まで在職していた(株)イマックビーシーと出会いました。しかしここでも評価されたのは何故か企画力と営業力。
何日も悩み、様々な人に相談した末にクラフトマンの自分とはお別れしました。
企画から提案、さらに営業まですべてこなす業務へのチャレンジはとても面白くてやりがいも抜群。しかも、某大手商社にはないカラーストーンがメインの商材。
当時は初めて見る宝石ばかりで石の名前や特性、相場価格などしっかりと植え付けられ
ここから通信販売人生へとステップアップして行ったのです。
当時はカタログ通販の成長期で、百貨店系からカード会社系、そしてTVやラジオまで様々なフィールドでジュエリーの企画販売をしていました。
カタログや電波でジュエリーを購入するのに、まだたくさんのお客様が抵抗を感じていた時代に、宝石の本当の価値や魅力をどう伝えるか・・・
編集者レベルではうまく表現されずに何回も校正や手直しをしているうちに、自社でコピーやレイアウトを作成することに・・・
お客様の顔が見えない販売なので信用が第一!クラフトマン経験を生かし納品前にはすべて自分の目でジュエリーを確認してお届けしていました。
高額品は直接お客様にお届けしたことも。
時代は変わり、カタログ時代からインターネットへ・・・
まだブロードバンドの環境が今ほど整っていなかった時代からネット販売を構築して行きました。
当時はヤフオクもまだ認知度が低かったのですが、ここにジュエリー通販の確かな手ごたえが!ランキング上位の常連にまで登りつめました。
そして運命の出会いのTVショッピング。
企画や営業はお手のものですが、ひょんなことからゲスト出演に!
これが、人生の大きな転機になるとはそのときは思ってもいませんでした。
TVデビューから5年、ジュエリーの魅力を正直に伝えることで本来顔の見えない通信販売でもお客さまの存在を感じるようになったのです。
宝石やジュエリーを初めて見たときの感動、そして手に入れる喜び。その橋渡しをこれからもして行きたい。
2010年、そんな思いでFoot=Markを設立しました。 |